真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

図書館の理想には同意するも

404 Blog Not Found:図書館の費用対効果

金銭計算上そうなるんだろうけど、実際には図書館側も利用者側も、図書館の「潜在的な強さ」を理解しようとしてくれない。多くの人が図書館の価値を低めに見積もっていて、その認識がさらに価値をおとしめる行為を招くという悪循環に陥っている気がする。

図書館の本を切り抜いちゃうとかいう話を聞くと特にそう思う。

404 Blog Not Found:図書感は図書館で磨かれる

漠然と「こういうことを調べたいのですが」と言って適切な本を案内してくれるレベルの司書にはほとんど巡り会えない。

こういう司書さんがいたら涙出てるよ、という以前の問題として、こういうレベルの司書が力を発揮しなくてはならないほど本が揃ってない感じが……

中学、高校時代と散発的に図書館に本を探しに行ったことがあるんだが、コンピュータの本も将棋の本も大した量なくて悲しんだ覚えがある。

将棋についていえば、5級の詰将棋の次が1級かよ、みたいな感じだったかな。1級は自宅にあった本だったっけ。とにかく足りない感。

コンピュータについていえば、インターネットはからっぽの洞窟、だっけ?そういうのがぽつーんとおいてある状態。まともなC言語の入門の本とか全然なかった。

あと子ども向けのシャーロック・ホームズシリーズみたいのがあったんだけど、それの一番読みたい巻がなかったのもショックだったな……。

#今考えると「なければ買う」という発想は当時の私には全然なかったようだ。うーん……

大学入った直後には図書館の可能性みたいのを信じ直そうとしたことがあるんだが、古い本はぼろぼろ、新しい本は届くまでにずいぶん日数がかかり読みたい時期を外してしまい、欲しい分野の本は「ない」。教科書は貸出中、返却期限は越えるのが当たり前だという常用者のゆがんだ認識。当然上のような司書さんなど望むべくもなし。

トータルで言えば、大学の図書館も期待していたほど素晴らしい状態ではなかった。それでも大学の図書館は地方の図書館よりはずっとましで、私も何冊か専門書籍を借りて世話になった覚えはある。心理学の本とか(ぇ

そういう経緯があったせいかあんまりやる気がなかったせいか、学科の図書室の無類の強さに気付くのは遅れた。あそこは例外的にすごい。