真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

DQ9: オルゴ・デミーラの地図 Lv99 攻略

概要

を元にまとめる

  • 通常攻撃、混乱攻撃
    • ダメージを食らったときの音でどちらかを判定できる。攻撃力に差は(多分)ない
    • 痛恨の一撃はない。当然、代替手段があるわけで
  • わしづかみ
    • 通常攻撃の1.5倍程度か。ラプソーンのたたきつけと同等
  • 凍える吹雪
    • 当然後半は一切出てこない小物
  • 煉獄火炎、輝く息
    • 二大吐息で特にどちらが多いということはない。他のボスと違いメラガイアーを使わないので本当に同等
    • こいつ自身が火を弱点とするので、煉獄火炎の方がありがたい
  • 猛毒の霧
    • 吐息。猛毒自体のダメージは50前後でダメージが増加していくこともなければターン終了時にちょこっと入るだけなので、正直「当たり」の部類に入る
  • やけつく息
    • また吐息。マヒは賢者ではなんとかならないため、僧侶の証の「ひかりのはどう」で対処するか、地味だが「超万能薬」を全員所持させるか、両方か。最後のを推奨する
  • (超)おたけび
    • 高確率で次の動作、もしくは現在起動している(防御などの)動作をキャンセル。大防御も貫通。
    • 多分ドルマゲスやイボイノスのものと同じ。問題はこいつのベース攻撃性能が段違いという点。
    • 大防御剥がし、行動の無効化、基本的に対処不可能な成功率と、うざさは格別である。
  • 怪しい光
    • 全体に「悪い効果がかかりやすくなる」。大防御で防げない。
    • 一見するとやけつく息と組になってきていて怖そうだが、経験的にこれでマヒにかかる確率がものすごく上がるようには見えなかったので、実は無視してよい気がする
  • いてつく波動
    • 後述するが、濫用しすぎ。

行動パターン、検証

誰もといきがえしを使ってない場合はかなりの頻度で息系を使う。一人でもといきがえしを使っているとその確率が格段に下がる。二人以上だとほとんど吐かない。

煉獄火炎、輝く息の2種をしっかり両方使ってくるため、全体フォースかけに信頼を置けるかというとそうでもない。しかも吐息はこいつらだけではなく、こちらの行動を厳しく制約するやけつく息があったりもするので、といきがえしなしで向かうのはちょっと難しいところがある。

ではといきがえしを全員使えばよいかというとそうとも言えず、ただの物理攻撃を前衛後衛の区別を無視しているかのようにばかばか打ってくる。正直、この「前衛後衛を無視して」というのは条約違反だろ。

また、いてつく波動を酷いときには毎ターン打ってくるので手の打ちようがないときはほんとーに手の打ちようがない。

大防御崩しについて言うと、こいつの場合「混乱攻撃」「超おたけび」「やけつく息」の3種類を持っている。忘れがちな混乱攻撃、この文章を最初書いたときにも書くのを忘れていたが、付け足しておくと、これは本当にひどい。大防御を解除されるどころか、そいつを救うためにもう一人一動作使ってツッコむかひかりのはどうするかしなければならない。最低だったのは、大防御で守る位置にいたパラディンが混乱して後衛の魔法使いをよりによって会心の一撃でのした時。一度だけ、それもレベルが低いうちだったので助かったが、あれを高レベルのこいつとコンビでやられたら何も信じられない。人間不信になる。

最悪のパターン、というよりも酷いパターンがいくらでも作られて、「いてつく波動 -> 煉獄火炎 -> 輝く息」「いてつく波動 -> 煉獄火炎 -> 超おたけび」とかやられてしまうと次のターンほとんど無防備 + 煉獄火炎で手負いの状態でスタートするという酷い事態である。もっと「良心的」なものでも「超おたけび -> 同じキャラに2回攻撃でお陀仏、次、オルゴ・デミーラのターン!ドロー!超おたけびカード!」なんて。もう酷いの一言に尽きる。いや実際、3ターン連続で超おたけびが入ったこともあるんだぜ?もちろん、高レベルで。

パラディンガードを張っている最中にすんなり攻撃できるかというと、やはり「いてつく波動の乱射」が問題で、物理攻撃にしろ呪文攻撃にしろ、補助(魔力覚醒なりバイキルトなり)を入れて攻撃しようとしてもすぐにかき消され、1回や2回のパラディンガードは無駄になるのもざら。ダメージこそ食らわないものの、スクルトも何もかもなくなった状態でパラディンガードの効果が切れて、さてどうする?

キレ方も酷い。会心/魔力暴走に反応するのでもなくザオリクに反応するのでもなく、自分にダメージが食らったらそのダメージソースに何らかの確率でキレる。これは一見すると自然なのだが、魔王戦では大間違い。要するに「先制攻撃するすべてのキャラがそのターン殺される対象に選ばれる確率がある」ということを意味している。さらに「行儀が悪い」とすら言えるのは、といきがえしによって相手に入ったダメージに反応して、跳ね返した奴に切れるという暴挙。もちろんこれはそんなに重大な事態ではないのだが、見てて「逆ギレ?」と思ってしまう。(大)魔王ともあろうものが逆ギレである。魔族の長が逆ギレ。。。

ちなみにこの逆ギレは中程度のレベルで顕著で、後半はほとんど見なかった。なので、Lv99だけプレイするという人は多分見ることはない。

最後の最後で気づいたのだが、前衛:後衛 == 1:3 だと後衛が狙われまくる一方、前衛:後衛 == 2:2 だと比較的前衛に攻撃が入りやすい傾向があるような気がした。パラディン一人を前に置いとくと、後ろの魔法使いどもがキケーン

ちなみに蛇足だが、こいつのいてつく波動のモーションがなんとなく「(いち、に、)さん、はい♪」と指揮を取っているようで余計むかつく。喰らう度に頭の中で「さん、はい♪」と何度も繰り替えしていると憎悪の情もひとしお。

対策

といきがえしを使う前提で話をはじめると、要するにスクルト2重賭けと適度な回復、弱点の火を狙う、といった基本的なアドバイスしかできない。

というのも、実際に戦ってみないと分からないのだが「いてつく波動」の発動確率が高すぎて、安定した攻撃動作を行うことがほっとんど不可能だから。特に高レベルになればなるほど攻撃パターンに節操がなくなってくるので、もう、とにかくこちらもごり押しで攻撃をたたきつけて、3連続の物理攻撃で死んだキャラは速やかに生き返らせて人柱が減るのを極力避け、一人はといきがえしを空で良いからかけさせておいて、どうか超おたけびといてつく波動のコンボは来ないでくださいと祈るしかない。

幸い、シーケンス動作のようなものは一切見受けられず、一見すると狂気の沙汰に見える「怪しい光 + やけつく息」という組み合わせは経験的に見てもほとんどなかった。つーか、怪しい光の効果のほどが、そもそもすっごく怪しい。ブラフ(飾りだけで意味がない攻撃)なんじゃね、実は?

「前衛後衛の区別なしに」というところは実はパラディンにとってはある意味朗報で、前衛に一人だけ置いたからといって守りに入る必要がない、ということでもある(後衛を攻撃しに行っちゃうので、HP900を削りきられるほどダメージが入ってこない)。後述するが、私の場合はパラディンを積極的に攻撃の嵐に晒してひっさつチャージを「取りに行く」くらいな気分でやっていた。

私の場合

最初のターンに「テンションバーン」「といきがえし」「スクルト」「(スクルトに対して)やまびこのさとり」、以降は相手がどの程度「いてつく波動」をぶちこんでくるかに完全に依存する。一言言っておくと、「運良くいてつく波動がまるできませんでしたー♪」ということは、Lv95以降、確かなかった。2〜3回攻撃準備が揃ったタイミングでの「いてつく波動」を食らい、ついでに一人くらい死んで、それでもなお相手に食らい付いて、メラガイアー、テンションバーン+ファイアーフォース+はやぶさ切り(ただしはやぶさの剣は禁止しているのでぎんがのつるぎで)、ドルマドンをどんどこどん、といった感じですっちゃかめっちゃかにぶったおす。

と、まぁなんというか相手に敬意を表しつつ、せかいじゅのは や しずく を使うかどうか決めていたのだが、

となった。いやさ、これを「我慢が足りない!」って言うのは楽なんだけど、使わずに、しかもリアルで時間があんまりないときに、こんなクソボスに時間かけてらんないって。

感想

はっきり言えば、魔王としての品格やら威厳がまるでない。強い/弱いって話で言えば確かにラプソーンよりは強いけど、序列付けるのなら高潔なる紫ダルマを上に置くよ、絶対。

レベル上げ前半では、このボスのことを「呪文なしでどのような強いボスができるか」の実験結果と見ていた。んで、後半は、まぁそういう側面も認めつつも、「節操なく相手を嫌がらせたらどうなるか」の実験結果と見た方が良い、という結論になった。こんなの魔王と呼ばせたくねぇ

バーン様みたいな大魔王、というより、ザボエラ、あるいはもっと酷い言い方すれば、『カイジ』の「ザマス」社長。しねばーか。

以上。