偶然見つけたのでメモ。
(早速脱線するんだけどTwitterで興味持ったやつとかは随時こっちに移しとかないと「揮発」するっすなー。これを書いている時点ではエレコムのACアダプタが海外で壊れたのだの電圧だけ確認してもダメかもしれないなんてのが話題になっています)
2.4Wステレオパワーアンプ【キット】/MA-2380KIT/4900474020282/共立プロダクツ事業所
前提として、音ゲー(DDR + 手コン)やりつつアンプの様子を確認する、ということを最近良くやっている。重要なのはノイズや歪みがないこと、ゲームプレイに支障がないこと、といったところ。音質が「良い」というのは私にはあんまりわからないんだけど、自分の可聴域においてノイズが乗っかっているのは流石に分かるわけ。
んで、だいぶ前に作って実用を放置していた上のパワーアンプが実は大分良かった(「スイッチング電源相手でもノイズが少なく、歪みを感じることなくきちんと音を増幅させている」)のでICについて調べていた。
LM380……知らない子ですね。秋月にもなかった気がするし
んで、ちょっとネットを見ると「非革命アンプ」という名称で一時期流行ったようであった
まうまうオーディオ (Maumau Audio) | LM380非革命アンプを作りました
販売終了品……ううむ。と思ったらよく考えたらLM386が後継なんだろうなこれ。番号が露骨にそうだし。
LM380 vs LM386: What are Differences and How to Choose - Avaq
> The LM380 offers higher output power and lower total harmonic distortion (THD), making it suitable for applications demanding higher audio quality and power levels. On the other hand, the LM386 is renowned for its simplicity, low power consumption, and ease of use, making it a go-to choice for battery-powered devices and smaller audio applications.
THDについてはこれ → 全高調波歪 - Wikipedia
あまりしっかり調べたということはないんですが、新しいものほど
- IC自体に回路を盛ることが減っていって外に機能を出していっている
- 電圧についてポータブルオーディオの需要とか技術の向上とかで5V周辺から機能する
といった方向にシフトしている感じがある気がしました。
その分、取り回しが何か難しくなってきているのかもしんない、とも。あと、電磁気的にきちんと私説明できないですが、定格電圧が下がって電子工作の側面で使いやすくはなっていつつ、気にしている「ノイズ」「歪み」(THD知らんかった……)にはマイナスになりやすいんだろうな、とも。新しい方が一方的に優れているってことでもなさそうっすな
上の購入したキットについていうと、LM380の人気が上記の通りの時期に狙ってか偶然かでコストパフォーマンスとかはんだ付けの難易度とかを考えながら作ったんじゃないかな、というイメージを持ちました。
本筋と関係ないところ↓(こういうノウハウの蓄積に功徳がある、気がする、理論)
> 一番最初に銅箔テープを貼るべきだったらしい
あー……広い範囲にGNDほしいときとかは個別配線するよりこうするべきだな。あらたな学びを得た