勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件: やまもといちろうBLOG(ブログ)
表紙表紙うるさいよwwwww
カツマー超大嫌い(しかも食わず嫌い)な私としては隊長が推しているのは案外びっくり。まぁ隊長は専門用語とかそういうのに脊髄反射した結果でモノを言うよりは本質見抜く点で某いけだの人より読み手としては優れているとも言えるので、多分そういう読み方で言ってるんだろうね。「デフレ化しない」というのも経済学用語のデフレじゃねーんだろ、多分。日本の価値毀損の回避とか、そういうコンテクストで語ってるんじゃないかと予想。
それはともかく、そんなに表紙がやばかった記憶はないんですが。というかもう顔とかそういうのをじっくり見る以前に、あの微妙な昭和髪と勝間という苗字見た時点でその棚とか平積み全体から目を背けてしまうので、最近表紙がどうこうなんて気にもしてなかった。後でじっくり見よう。
ちなみになんで勝間女史が嫌いかと言うと、例によって本書きすぎなところですね。主張ばっかで、裏付けとる努力をしてないと予想しています。統計値で相関関係見て、相関関係が偽相関でないということを見いだすために多大な努力を払ってる門倉氏とかに謝れ!いやいいんですけど。さらに言えばただの相関関係を因果関係に捉えるとか平気でやっちゃってそうです。良くあるのでそういう見解壮絶スルーとか、一人の読み手としてもう余裕で出来はするんですけど、やっぱり個人的感情としては、そういう本は無視していたいですね、もう少しの間は。
成長途上って良書でいろんなケースについての精緻な論考を呼んでた方が勉強になるんです。楽しいとか、特定層にはおすすめダヨ、とか、「大丈夫?勝間女史の攻略本だよ?」とか、そういうネタを書けるほど擦れてないんです、私は。なんだかんだ言ってネタだと思って呼んでても影響受けちゃうお年頃なので、もう少しタレブとかカーネギーとかドラッガーとかで修行積んでたいんです。G.M.ワインバーグはもう全部読み終わりました。