真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

マクロスフロンティア (マクロスF)

大昔ラジオを聞いていたときに「いまあなたのこえがきこーえーるー♪」(「愛・覚えていますか」)という宣伝を見たくらいで、それ以外にマクロスの作品に触れたことってほとんどないのだが、今回はお奨めが多かったので見始めた。今15話見終わったところ。リン・ミンメイとか、うはー名前聞いたの何年前だー、という。

普通に面白い。演出がビバップっぽいなーと思ったら総監督は一応ビバップ関係者らしい(河森正治 - Wikipedia)。でも多分大きいのは戦闘中に戦闘シーン入れないとか、BGMがジャズになったりするとか、というか音楽担当が菅野よーことか、そういう理由なんだと思う。ストーリーは、なんというかまっすぐ。ストーリーの進展はあるけどギアスみたいなうひゃぅ的なのでもない。普通。普通で面白いというのは現代では重要。

「平たく言うと『時空間移動』」の演出がビバップと似ているのだが、派手さというか「時空のゆがみ」みたいな表現がビバップと比べて圧倒的にリッチになってるところとかになんとなく感動した。全体にCGがうまい。単に綺麗、というのではなく。

背景にある設定は典型的なもの。特に凝ってないし、いいよそんくらいで、という。

キャラについていうと、まずアルトはどう聞いても(CLANNADの)ともや君なので自然である。ランカは「ジブリのヒロイン的下手さが」と思ったが新人ということなら仕方ないな。鉄コミュのときの堀江嬢よりはm……なんでもない。シェリルに死亡フラグ臭が漂い始めてるのが気がかりだが、ランカとアルトが生き残ればそれでいい。ただでさえ最近はメインヒロインさよならエンドを見る機会が多いので「なんつーか普通のハッピーエンドで終わろうよ、ねぇ」という感じでひとつ。最後まで見た人は笑うなり何なりしてください。

細かくなると、ナデシコほど脇役が輝かない点でちと不満。なんでだろ。エピソードはこんもりなんだけどなー。単に私の脳の許容量が低くなったのか、同時にDSLiteやってたのが悪いのか(ぉぃ

まぁ「オタクっぽくなくて面白いアニメない?」と言われたら薦める候補にするかなー。

後の感想は書かないか書くのを忘れる。