真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

聖剣の刀鍛冶 英語版

ようやく全部見た。

1クールは個人的にはリスニングに良いと思う。長いと作品の好き好みにやられる (フルーツバスケットが苦行だった)

大変わかり易いキャンベル先生の主張部分をリスニング練習するのは非常に良いかもしれない。聞き取れなくても何言ってるか分かるので(ぇ

話自体

12話で良くある1クールの「何か生煮え」感。KatanaとかTama-Haganeとか何だかアメリカ人好きそうだなぁ……

剣と魔法と刀鍛冶な世界観なのに何故か萌えを意識しすぎてる。英語版のボックスのおまけがなぜ抱きまくら的なのか。

英語

聞く限りかなりまとも。ただし難易度は高め。字幕サポートも当てにならない。

キャラの口の動きに合うようにか、台詞が日本語とかなり違う場所があってビビる。「この街には死の臭いがしない」「そんなのふつうしないって」という後の台詞で日本語だと「そういう街もあるんだよ?」となっているところの英語台詞が、"You'll be astonished how many are" とかなってて、特に"how many are"のところの意味を理解するのに苦労した。「どれだけそういう街があるのか知ったらさぞ驚くでしょうね」ってことね……日本語の方を聞いて「え?」とか動揺してよーく聞いてやっと分かった。

上のような意訳が終始自然に行われてるのには驚く。ネイティブ的にどんだけ自然なのかはともかく、むかしむかしの何か変な英語吹き替えと比べると格段に進歩しているようには聞こえる。

ただ、日本語とニュアンスは同じでも直訳が全く違う台詞パターンが頻出するので、日本語をストレートに英訳しただけの字幕がさっぱり役に立たない。答え合わせが必要ない程度に聞き取れないとポカーンとかいう状態になるかも。いきなり練習にお薦めするには躊躇するレベル。ていうか私もそんなに聞き取れてない。

キャラごとの声のトーンについては、日本語の原作側を知ってるとかなり違和感があるかも。一部交互に聞いたときに全体的に全く違うテンションでビビった。英語だけ聞いてる限りではかなりまとまってるので違和感はないが……。ちなみにアリアが特にものすごく違う。合ってる合ってないという話で言うと「こういう解釈もあり得る」