落ちて恥ずかしくなる可能性も含めて書いとくと「多分受かった」水準で解けた気がする
- 午前I -> 免除
- 午前II -> 今確認したところ自己採点 21/25
- 午後 -> 大問1と3。全部書いたし相応に自信ある
個人的事情があって、この時期のIPAで時間をめっちゃ取れるとは思ってなかったので、セキスペの補填的な意味合いで選んどいた。実際あんまり時間取れたわけじゃない。のだが、最初に過去問解いた段階で合格水準くらいになっていて「ちょっと怪しい」くらいの水準。まぁこれなら……ということでちょっと踏み込んで勉強(半分以上は復習)した。
午前は新しい話題と弱い話題が結構多かったので補填。正直午後は「ちゃんと問題文読もうね?」みたいな感じでしかない感。
今回の大問3、最初の30分で書き終えたんだけど見直したら結構読み間違えてて直した。直してたら時間はまぁまぁちょうどだった。良くないなぁこの傾向……
なお、ウケることに「格納」って漢字書けなかった。ひどい。
実は結果がどうであれ「復習」のほうがメインなのでまぁいっか、というのもある。お金かかるばっかりなので登録実際にはしないだろうし。COBIT 2019って知ってるだけじゃ役には立たないわけで、実践でどんくらい体系だった体制組んで維持できるか、って方が大事よね。
ところで、こういう試験って「役に立つのか」みたいなことを以前から思っていつつも半ば惰性で受けて、なんとなく恩恵を受けているような受けていないような……なんて気持ちになる。
今の段階で雑感述べとく。
- 何らかのラインを越していることを暗黙に示せてはいる
- ただ「このラインの課題そのものをそのまま現場が要求してくれる」ということはまずない
- 現場の要求というのは概ねもっとデコボコしている。言い換えると、このレベルの問題は、分野ごとに「不要」か「不足」になる
- 例えばCOBIT 2019なら「運営に適用できるか」と「午前問題の4択で答えられるか」の間にはどうしようもない開きがある
- 順序はなんとなく逆で、実務を回したことのある領域であれば「まぁ落ちない」くらいの問題レベル
- この歳で受けると(昔のセキスペのときと比べて)実際に業務で使った分野が格段に増えているのもあって、慣れている分野では浅すぎる内容という感がある
- 「何も知らない素人」より「IPA高度情報持ちの素人」の方がマシ、なのだが、当該領域でしっかり実務回せている人を越さないのは間違いない
- 実務で経験がないときに「そういう概念がある」という記憶上のフックになればギリギリ「役に立つかも」みたいな感じ
- シニアが無理解を現場で露呈させる前にもっと自明なところで露呈させる意味合いはあるのかもしれない、くらい
- 現実にすべての領域で豊富な経験を積めるということはなかなかないので、経験外の部分で焼け石に水くらいの効果を一旦期待する、くらい
- この「焼け石に水」くらいの効果を「資格」それも「士業」に見立ててしまうのが筋悪な感じ
- ただ、自己啓発本よりは効果あるんじゃないだろうか。それだけで、大方の人の「自己研鑽」より有意義かもしれない