真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

CLANNAD

そういやCLANNADのアニメを全部通して見た。ゲーム版以上に良くまとまっていてすばらしかった。

ゲーム版をやった後、私も自分の家族が欲しいと思ったものだ。当時はまだ就職していなかったころだったが、きっと主人公と同じように社会に出たときに苦労するだろう、そういうときに自分の家族と言えるものがあったらどんなに助けになるか、幸せになれるか、色々夢を見た。

以来、家族が欲しいという気持ちは今でも変わっていない。自分の子供が欲しいと思うことだって何度も夢想した。

ただ、家族が出来るためには、何はともあれまずパートナーが必要だ。だが、実際の私にはそういうパートナーはいないし、そういう存在を「作る」強い意志というのも今の私にはない。身勝手な希望で言えば、自然と「出来て」くれて欲しいと思う。

パートナーを「作る」という面で、私はものすごく消極的だ。詳細は置いておくとして、過去の経緯もあって、今の私には女性に積極的に近づいていくあれこれが色々ない。率直な言い方をすれば、性的な何かで行動を起こす可能性は「ない」し、そういう生臭い側面はとりあえず置いておくとしても、仮に魅力的な女性が近くにいたとして、私からその人を「手に入れる」とかいった能動的な行動は最後まで取っておきたいように思う。それは私が「友人を作る」という言葉に嫌悪感を抱くのと同じ根元があるのだろう。自然と話して仲良くなって気づいたら「友人だった」というのが理想で、自分から近づいていって「お友達になりましょう」というのは何か嫌いなのだ。女性関係に限定すれば「大」嫌いだ。

一方、女性から近づいてきてくれるような魅力を私が持っているわけでもない。魅力が十分でなくとも機会が十二分にあれば何かあるかもしれないが、職業柄、自然と機会が得られるということもない。職場に女性がいないわけではない(というか探せばいくらでもいる)が、同じ部署にはほぼいない(いるとして既婚)。

アニメを見ていて、相変わらずそんな状況は変わってないのだなぁ、となんとなく感慨に浸っていた。

ただそれだけ。