真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

「予定通りにいけば最速」ってまず成功しないんじゃないかと

http://sankei.jp.msn.com/science/science/100203/scn1002032351002-n1.htm

政府の行政刷新会議による事業仕分けでいったん「事実上の凍結」とされながら、“復活”して予算がつけられることになった理化学研究所(埼玉県)の次世代スーパーコンピューター施設(神戸市中央区)の本格稼働が、予算削減騒動の影響で約半年遅れ、その間に米国のスパコンが完成するために「世界一」を逃す見通しであることが3日、関係者の話で分かった。

私はいわゆるシステムエンジニアさんではないので不明な所ですが、そもそも納期どおりに行かないと逃すの確定、というところに反応したくなるのはひねくれてますかね。

イテレーション組んで方向修正して、というアジャイルの約束が通じるほど綺麗になってないのだろうとは思いますが、「半年遅れた」ので「逃す見通し」とだけ見ると「ぇ?半年レベルでしか1位取るつもりが無かったの???」という感じで。

今でこそ青いなんとかは世界一ではないですが、同一名の機材が結構長いこといたわけで、その一瞬のきらめきに技術立国を目指すのもなんだかなぁという。

もっとも通したいストーリーが「今年の世界大会に間に合わないんですよ。来年勝てる自信はないんです。アスリートの命って短命なので」というトーンなのであれば納得するんだけどね。たとえ半年のアスリートでも。