ぷーろじぇくとでぃーば♪ (「にーっこにこどーが♪」的に)
コナミの音ゲーの常識を無視しているという話を聞いて、持ってる人から奪ってやってみた。
要するにミクの曲に併せたパラッパラッパーなんだけど
- 画面上の適当な場所に○×△□が配置される
- 基本的には縦、横、あるいは斜め、いずれの方向かに直線的に並ぶ
- 配置等間隔ではない。オブジェ間隔で八分、十六分等を見積もる
- 何か飛んでくる。方向は大抵配置されているプレートと逆側 (じゃないと困る)
- タイミング良く押す
多分ニコ動に動画はあるでしょう。
常識を無視という言葉に反応したので期待してたのだが、ポップンのオプションとか、こんまいの幅を抜ければ応援団とかやってれば別にこのくらい常識の範囲だと思った。jubeatまで入れればどこにも常識を逸したところはないと思う。
オブジェと「パネル」の配置には悪意はあまりなく、最難関でも「いや、曲が聞こえにくいわー」とかそれ以上でもなく。私がやった感じ、30分〜1時間で☆5のみっくみくHardで39万くらいがんばってとってGreat (ぐーれぃとぉ♪)出せる程度である。私が比較的順応早いのは認めるけど、そんなに難しくないよー。
#ただしみっくみくは最後に出る曲らしいので、実際買ってからプレイする時間としては多分もっとかかる
どこにパネルが配置されるか分からない、というわけでもなく、八分なら八分、十六分ならその半分の間隔でオブジェが配置されるので、少しやれば普通の音ゲーとそんなに変わらないのが分かる。私なぞ、特定のリズムパターンの断片が四方からランダムに飛んできて交差するというゲームを脳内妄想して「こりゃあかん。流石に打てん」と思考実験だけで戦々恐々としていたところ、本物は大変良識的なのであった。
いいじゃんこれで。常識的な音ゲーだと思いまする。
問題は、UMDがプレイ途中で曲をシークし始めやがってゲームが止まって、挙句タイミングがずれるという。これは確かに普通のコナミの音ゲーではない気がする。ただそれは常識を無視というよりゃただのバグで、ずれているということだけで言えば初代DDRのPARANOiAの方がずっとひどかったはず。
この系統の「本気でやればいくらでも殺せる」類の音ゲーはプレイヤーを如何に「おれつえー」的気分にさせるかが重要なところ、「ミク萌え〜」でお茶を濁せるという点ではバランスは良いのかも。大変素敵なノート数でBPM300で64分交互打ちありしかも判定超GAMBOLとかいうクソ仕様にしても多分こいつらついてくるだろ、いやこないか。
ただ、30分で飽きるゲームを新曲出すために数時間やり続ける、というのは家庭用DDRで流石にやり飽きているので、これは私は買わないだろうなー(酷
知らないボス曲が来て「ぽかーん」な展開が望めない、というのも「初音ミク」ブランドの問題かも。なにせネットで人気出たのを集めるわけで、コナミのNAOKIさんが作曲しました的な勢いはないわけです、はい。
敢えて言えば、B4UとRed Zoneをミクに歌わせて隠し曲で全部打たせる譜面があったら、多分買った(ぉぃ