真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

生活費が高いのでなんともですが

シリコンバレーのソフトウェアエンジニアの状況 - かふぇ・べいぶ別館

一流どころのCS系専攻の4大卒(Stanford, Berkley, Princeton+同等レベル)の初任給が9万ドル。同様の大学のCSの修士は12万ドルとか行っちゃうこともあるらしい。博士はさらに+1〜2割は軽く行くでしょう。

このあたりって Off and On and Beyond の中の人が本で書いてましたよね。感じ、あの本の出版当時と比べてさほど高くなってない気がします。それに9万ドルは(今は)900万円じゃなくて810万円。なんという為替差損。

べーえりあは確か生活費も高いんですよね。特にシリコンバレーとか、田舎だから車必須でガソリン代とかパァねぇし、飯は安いジャンクフードの類があまり栄えてないので日本みたいに牛丼でしのぐってのも割と難しいし。あ、でも住宅費用は下がったのかな。それを込み込みで考えても日本の新卒採用時の給料が涙目なのは変わらないんですけど。

あとは、割と頻繁にレイオフ食らうからこそ高めに設定されているというのもありますし、職探しコストとかそもそもそういうのに慣れてない日本人が容易に飛びつけない事情もありますよね。福利厚生面のサポートとかも厚い(ときは厚い)

と、そこまでの認識を下敷きにしてもなお、日本の初任給は逆の意味でぼったくりかなーと思うときはあります。

ただ、新卒入社して思い知ったのですが、日本の大学で勉強して就職してもその直後の段階ではオレ使えねーということがありまして。オープンソース開発とかバイトでコード書いてる経験があるとか何らかの形で実務にタッチしていたのであればともかく、日本の教育で純粋培養されただけの修士卒だった私とか、少なくとも9万ドルには値しなかったですね。今の私はよく分かりません><。。。それを考慮に入れても日本の初任給の改善は必要かもしれません

そういえば、日本では給与*2が企業がその人を養うために費やされているという話を聞いたことがあるんですが、アメリカと日本で、給与として払われない部分のコスト差が外部に給与という形で出ているってことはないんでしょうか。もしそういうことがあるとすると、巡り巡って法制度の差が給与と待遇に現れてくるというつまらない結果になる気もします。だとしたって初任給上げようぜ

けつろんらしいものなのです:よくわからん