真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

AB! Bluray 7巻についてたメイキング見てた

よいよい。やはりメイキングは好きだなぁ。大昔にターミネーター2にドハマリしたときに録画した「ターミネーター2の裏にせまる」的な番組を結構何度も見たりして「いいなぁいいなぁ」とか言ってた時代を思い出す

ABって色々と微妙な面があって、例えば以前に書いたかもしらんけど「ギャルゲーコンテクストを補完するとすげぇ」とかいうのが一つ。で、見てみると実際「アニメの製作にしか携わってない人からするとなんぞこの演出」とかいう話が出てて面白い。

個人的には歌と声優の方面が充実してるので素敵だぁ。どうでも良いけど多田葵の人を初めて見たよ。エドの人〜

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翻ってこの作品どうだったという話を結構何度も考えなおしていて、なぜかというと「結構力作なのだろうが、微妙」だからなんだと思うね。これ、このブログで何回目だ?

色々野心的だったし描写綺麗だったけど、あまたある中で輝くかという問にイエスと言えるか結構微妙というのが私の中の何か。なんでなんだろうねぇ。どう見てもAIRとかの時代より絵とか演出とかは綺麗になってるんだけど。

実は話が薄いというのがでかいのかも知らん。

薄いというのは何かおかしいのかもだけど、キャラを立てる方にはベクトルが向いてて、でも壮大な背後関係の仮定や妄想が必要というのが、なんというか、問題とでも言うか。

『となりのやおいちゃん』でやおいちゃんが言っていた「春は別れの季節」の話ではないけど、1クール13話というのはキャラに重みを持たせるのにはまるで足らず、ずっしり重い話とするには急展開にするとか衝撃的な場面展開とかが必要になり、それと同時にキャラの細かい行動原則などについて把握する機会は減るであろうと。その結果として各キャラに持てる個別のイメージみたいなのが話本体からではなくて過去のアニメであるとか自分の妄想の中から引き出さざるを得ず、そうすると「ツンデレ」とかのアーキタイプ以上、もしくはその複数を単に結節点で組み合わせただけのキャラにならざるを得ないんじゃないかなぁと。ヒロインであるはずの奏、多分数年経ったら私の中では声量足りない女の子で終わる。キャラとしての蓄積がマジ少なすぎる。

とかだらだら書き続けようとしたら寝る時間だ。

ただ残るものもあって、おそらくイミフ展開に異常に強いゆいは残りそう。10話は各種前提さえ、……個人の妄想として作品内で欠けてる要素を揃えられるという前提さえあれば良かったと思うし。

今の密度で40話単位でやるアニメというのはガンダム系統しかあまり思いつかないんだけど他にあるかのぅ。ただ、ガンダムガンダムであって萌えじゃねぇなぁ。

そう、萌えで40話は、単純な話、辛い

ああ、あと、そうだ。考察の対象になるアニメは微妙だなぁ……