真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

よくわからなくても慣れてることは過小評価する

原子力で命を守りたい : 金融日記

面白い記事なので貼っとく。普通の人が納得するかどうかは、別。

普段の生活でも、例えば一番最初に80miles/h出すときはドキドキするんだけど、何度もそういうのでハイウェイ走ってるとだんだんどうでもよくなって、統計的に死亡率がどのくらい上がるとかそういう客観的な情報から主観が乖離してくってことは、まぁありますよね。慣習的な刷り込みってば、大事だ。

突発的にドーンと異常値が入るけど積分値はそんなでもない害と、ちまちまとじわじわとダメージが入るので慣れるけど積分的にはヤバいっていう害の二つがあったときにどっちが人々の議論の俎上なり槍玉にあがるかって考えると、案外面白いことがいくつかあるのだろうなぁと思います。後者のほうが問題だよね、というそういう簡単な話じゃなくて、前者の場合は担当者が潜伏期間中に変わったりしたときに以前の担当が責任追及されずにウハウハしやがって、でも社会的にどうしようもないみたいなことがあったりするので、積分という単純な話では全くないんですが。

上の記事のトーンはともかく事実としてどっちの方が害があるのかって話は、だから冷静な人はダブルで考えないといけないんでしょうね。まずは客観的に、次は主観で暴走する人をなだめるために主観的に。不合理をのす合理がないと、やってけないのでしょう。

ところでカーナビ会社が速度の記録を政府に売るそうなので気をつけてください。