真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

なんでプログラミングコンテスト系に参加出来てないのか考えてみる

LTGやりたかったんですけどね、問題発表時には仕事してましたので。

同様にTop Coderとかそういうのも基本やらんのですよね。オンラインで勝手にやれってやつはごくまれに1問くらい解くんですが、解けると分かっているものを使ったことが無い言語でやるとかそういうケースの方が多いなぁと。

サークルの合宿のときだけ状況が違って、とあるときにそっち系の人 (「け」と「にゃ」) が主催したりしたときはやった記憶があります。実は始めてしまいさえすれば、楽しいことは割と知っている

普段からやってない人からすると、開始までの敷居が色々と高いんでしょうね。それはコンテスト自体の仕組みだけではなくて、要はそれ専用の心理状態になれてない人にとってはその3時間 (〜 3日) に入るまでの障壁がどんくらいであるとか分からず、だから一人でネット上で問題探してやるってのは結構「めんどくさい」。問題が難しい簡単ってこと以前に、問題に没入するためのきっかけをつかむのが実は難しい。

フローの研究 (Amazon CAPTCHA) によると、その状態に突入するには当人にとって難易度が高すぎるケースでも低すぎるケースでもフロー状態には入らないことが指摘されています。ここでの「難易度」は問題の難易度ではなく、つまり仕組み全体を掌握して終了時刻までそこに滞在する上でのすべての課題をひっくるめた上での難易度でありんす。プログラミングコンテストを普段からやっている人も、例えば回りが全員ロシア人であるWebサイトで、英語ではなくロシア語が主流の中で自分の分かる範囲を探って問題と回答とコミュニティを探すのが楽しいと思えるまでにはかなりコストがかかります。入門者にしてみれば、まさにクライアントのセットアップあたりが似たような状況になっている。

で、サークルの合宿の時はなんだかんだでその入り口の部分についてはgivenだったわけなんですねぇ。主催にしてみればそこは本筋ではないんでしょうが、実はうちらからするとその準備段階がむしろやるコストを撥ね上げているように見えたのかもしれない。

仕事人からすると「やらないと目的に達せない」というものであればある程度やるでしょうが、プログラミングコンテストは結構そういうものではないので、入り口の敷居を高く見せているメタな要因をどうにかしないとどうしようもない。某所でやった近い仕事は、そもそも会場に入場するための条件だったりするので、インセンティブ構築はそれほど重要でもないかもしれないけど、趣味系の話はさにあらず。

プログラミング好きならコンテストもやるよね、というナイーブな仮定は今時だれも置かないでしょうが、すでにやっている人から見ると所々の本当にどうでもよい瑣末な部分について、説明不可能なfearが壁を作ってるんじゃないかと毎度感じます。どんなに問題が良いと言われても、実際に最初に回答提出するまでの心理コストが高い状態では「ふーん」で終わるんですよね、外野からすると

まぁなんにせよ、ICFPについては3日過ぎた後だと各々戦略とか公開しまくったりして色々とやる上での心理コストが別の意味で高いのでやらないでしょうね。毎年そうだし。

DDRは最初に台の上に上がるのがまずすごく恥ずかしくて、そしてためらってると唐突にとんでもない人がプレイし始めてやる機会を永久に失うんですよ。一方、アイマスアーケードが一時期レンタルビデオ屋のエロフロア化してたのは良い思い出です。金儲けの人たちはそのあたりについては良く分かっている。ついに初のアニメ化ですよ、プロデューサーさん!


#あるいはeasyモードかもなぁ。rejected一言ってのは外野が一度やるにはすっごく敷居がたかくて「この入力でミスりました」って言うだけでかなりやる気出るんですけど、そういう丁寧なサイトは玄人には好まれない。「君のためにプロファイラを実行してどうして間に合わなかったのか調べておいたよ。どうしてループの中のループの中のループが必要なんだい。わけがわからないよ」(QBボイス) … ここにも起業と研究の両方の種になりそうなものがあるねぇ