#このエントリは書き手自身、caveや財務諸表等について良く理解していない状況で書いています。あまり真に受けないように
以前からcave厨から「あのSTGは会社の道楽なんですよ」的発言が出ることがあって、「へーそうなんだ」と思っていたのだが、
だがちょっとまて。さすがに大した利益も得られない事業に投資する馬鹿企業なんかねーよ。有限会社じゃなくて株式会社だし。
というわけで読み方知らないし何調べていいかも分からないもわもわさんはあえてcaveの投資者向け情報とかいうのを見てみることにした
http://www.cave.co.jp/ir/zaimu.html
短信とかいうの読んでみると、って読み方知らないんだけど。
結論: 詠んだ限りではSTGが会社の道楽という事実はない気がする。
「平成18年5月期 本決算短信(連結)」の2pに簡単な図があって、(株)ケイブとしては「インフォメーションプロバイダ事業」と「コマース事業」と「ゲーム開発事業」と「オンライン流通事業」というのがある。ここで、図より「ゲーム開発事業」が例のSTG関連の売り上げを総まとめしているのが分かり、「インフォメーションプロバイダ事業」(と「コマース事業」)が携帯ゲームのコンテンツ事業の売り上げをまとめているのが分かる。「遊技場等」とか書いてあるけど、要するにゲーセン。
で、27pの「(2)セグメント情報」には各事業の会計が表で横並びになっている。
これを見ると、インフォメーションプロバイダ事業の営業利益が362,770(千円)、ゲーム開発事業は75,131(千円)、他の二つは赤字、となっているように読める。
確かにインフォメーションプロバイダ事業の方が営業利益がずーっとでかいのだけど、ゲーム開発事業のほうもその20%程度はある。会社としては無視できるほど小さくないんじゃないかと思う。がっつり黒字っぽいし。
おまけにインフォメーションプロバイダ事業の営業利益は去年度5月のそれと比べて「減ってる」のだ。まぁ売上高が下がったんじゃなくて売上原価があがったからみたいなんだけど。いんく先生のせいか?
ゲーム開発事業のほうは売上原価も売上高も増えていて、売上高-原価がプラス。あ、読み方これで合ってるか知りませんけど。
すげー重要なこととして、caveシューのユーザは携帯でごろごろ遊ぶユーザと違って移り気がない。ずーっとやってる。そういうユーザがくっついている状況で、売上をちゃんと上げている事業を「道楽」などと呼んで良いものなんだろうか。
caveのSTGはぶっちゃけ代替財となるSTGが「ない」。そういう意味で、会社としては安定して利益を上げられる立派な一事業としてSTGを捉えてるんじゃないだろうか。
私が財務っぽい情報の読み方が分かっていないので結論は不明ながら、一つだけ思ったことがあって
もうすこしおまえら自信もってSTG語ってあげてください……
#あーただ、事業が拡大させようがないという意味で「道楽」という言い方をするのならアリかな。つまり「どうやったってこれ以上この市場は大きくならんのですよ」という割り切りの元に、でも利益は上がるのでSTG出してるっつー状態。確かにSTG「市場」はしぼむ方向にしか行きそうにないわけで。