http://www.jtpa.org/archives/2007/04/aaaaaaaaacaaaaa_1.html
に行ってきた。
……新卒だぜ？
これ経由 ビザは減り中間層はいなくなるシリコンバレー | On Off and Beyond
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まぁ、CELinux ForumにもYLUGにも顔出せずもわもわしてたところにイベント見つけたのでメール投げたら行けると分かって行ってみた、という意味以上のところはあまりない。
先に断っておくと、今の給料は新卒なりに新卒であるので文句の言いようもない。これで文句を言ったら刺される。
ところで、今日のセミナーは刺されてでも交渉するべきという話なわけだが(嘘
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個人的には「昇給」に関するネゴは割とどうでも良くて、もっと広い意味での交渉術的なことを聞きたくて行った、というのがある。ソーシャルハッキング的な側面……というとすっげー悪い意味に聞こえるが(つーか使い方間違えたままアンケート書いた気がするぞ)、とにかくアメリカで日本人が働く場合の心構えみたいなもんが見られれば面白いかなぁと。実際『ヒューマン2.0』は確かそういう本だったはず……
……って内容忘れてる！
というわけでサイン本買った。二冊目 orz
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すごくぶっちゃければ、アメリカ的な会社においては、とにかく「交渉しましょう」という一言にまとまってしまう。セミナー中の話によると生涯年収100万ドル違うんだそうだ。……さすがに嘘臭いが。
まぁ確かに、この環境ではとにかく交渉するべきだろうとは私も思う。ただし、それだけでは「いつ交渉するのが better か」「どういう交渉なら nice か」といった各論についての話題がすっぱり抜け落ちている。
各論に本質があると思っている私としては「交渉しましょう」の格言の裏に隠れていそうな生の実感が欠けていては、あまり意味がない。交渉ったって毎日マネージャの机の上に座り込んでても逆効果でしょうに。
参考: http://mowa-net.jp/~amedama/mt/2006/09/post_785.html
一方このセミナーは、割と参加者の「各論」にフォーカスしていた。それによって、たとえば5年以上の単位でシリコンバレーで仕事をしているような人たちの生の実感に触れられたような気がする。また、単純におもしろおかしくもあった。
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セミナー中の提案の一つ: 評価時に「何が課題か」をマネージャから聞いて「その課題をいつまでに終わらせられれば会社から見て評価されるか」を聞いて、実行して、次の評価プロセスで「やりました」と言う。
悪くないパターンだと思った。
確かに、適切なマネージャであれば、提示する「課題」は会社(とその個人)に利益をもたらすものを設定できるだろうし、それを適切な時期までに達成できたとすれば、好意的に評価されてしかるべきで、会社の中での好意的な評価というのは、おでこをなでて「良い子おで子」とやるのではなく、昇進やら昇給やらであるはずだ(本当か？)。
上記のプロセスにおいては、ある種の適切な「契約」が行われているように見える。
日本の企業だとこの種の「契約」すら何かしら胡散臭い目で見られそう。そういう意味で、日本の企業の「評価」というのはアメリカのそれとは違うのかもしれねーなーと。交渉して昇給ってのはとっても大変かもしれねーなーと。
まぁ、当たり前だけど。
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別の話。
「法的な意味で、仕事上の差別はありえない」「ただし、英語能力上の差は差別ではない。自分でなんとかするべき」的な話があった。なるほど。
「こいつ英語できねーから俺らだけでごにょごにょ」とされても、それは英語できない側がひっついていくしかない、ということ。実力の差についての非常に合理的な意見ではないかと思われる。
はいはい、えいごづけえいごづけ……
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千賀さんについて。
ただのモデレータということで出番ほとんどないのかも、と思ってたんだが、話の回し方がめちゃくちゃうまい。楽屋裏でパネラー(?)と色々調整しているのだろうが、それにしても会場からの質問のハンドリングも話の回し方も非常に良いと思った。
＃学会のおまけについてくるようなパネルディスカッションの微妙さと比べて。
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後ひとつ。どう見ても私の2倍生きているとしか思えないような人ばっかりでかなり場違い。
つーか毎度毎度思うんだが、身の丈に合わない所に私は突入しすぎる。会社もそうだし。
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おまけ
「JPTAのML入るといいよ」みたいなことを言われたんだが、アーカイブが404なのは何かの嫌がらせか。ニュースレターの方は名前が「渡辺地価」になってるし。
