真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

頼んだらキれられた

海外の某所にいるA氏はXという仕事の担当で、Xは次の次のプロジェクトに必要なものである。

彼は次のプロジェクトに忙しい。だから次の次のプロジェクトに今手をつける暇はない。Xの実装に取りかかる暇もない。それは私も理解している

しかし、私は次の次のプロジェクトのXに関係するそれなりに重要なコンポーネントYを作る担当だ。そして、それを作る上で、どうしても明確にしておきたい前提条件がまだ確立されておらず、私は困っていた。その前提条件には候補が今のところ二つあり、そのうちどちらか一方で「ありそうなことはほぼ明らか」だった。

しかし、過去に同様の例で、そう前提を置いて実装してみたら、あっさり「ありえなそうな実装の側を決断されて」、私は自分の仕事を無下にされたことがあった。そのときも二択で、普通に考えれば選択肢の一方に決まりそうであったところ、そのときの担当者はその予想を覆したのである。

私としては、前回の事例を踏まえ、前提条件だけは決めておきたかった。X氏が次の次のプロジェクトに手を出さないことについてはまったく気にしていない。それはトリアージである。ただ、その前の一つの決断だけは下して置いてほしかったのだ。ただ、それだけだ。

ところが、それについて尋ねるメールを数度送るも、反応はなかった。私以外の人に対しても同様であった。

これで、私に取っては状況は詰まったも同然という状況となった。

ちなみにその人は別に休みを取っているわけでも遊んでいるわけでもない。「次のプロジェクト」に関連することに対する反応は著しく早い。ただ、次の次のプロジェクトのその前提条件に対する回答だけが、ない。

そこで、向こうにちょうどいる、「直接面識はないがメールでのやりとりはしている」同僚B氏に、口頭で言質を取ってほしい旨をメールで伝えた。

Bと私との関係は、メールに限って言えばそれほど悪い関係にはなっていなかったはずではある。直接の面識がないのはある意味伏線だったのかもしれない。

ここで、どうやら私はメールによってB氏の気分を害したようなのである。

文章の内容は会社の内部に関することなので伏せるが、私は決して意図的に気分を害するような文章を書いた「つもりはない」。しかし、彼は一応A氏に話をしてくれたものの、そのことについて他の同僚に愚痴をこぼしていた、という。私はそれを聞いてショックを受け、その話を聞いた直後、即座に謝罪した。

答えは冷たい、とはいわないものの決して暖かくはなかった。「そうかい、ま、がんばってね」的な、態度を軟化させることを決してほのめかさないものであった。私はさらにショックを受けた。

何が悪かったのか。

ちなみに、私が必要以上にショックを受けた背景、というものがある。私はときどき、無意識に、あまりに私的で読み手を害する類の書き口をすることがあることが既に分かっているのだ。以前サークル紹介の文章で私がつづった文章がサークルの先輩の憤慨を買い、文章を急遽差し替えた、という事例がある。私は無意識に何か気に障ることを書くことの名人らしい。「だから」(だが、…ではない)私はそういうことに敏感に反応する。

私は自分の行動をせめられることについては非常に気の弱い質である。本質的に自分に自信というものを持っていないから、批判されたときに自己を保つのが下手である。

弱点は、直さなければ社会人としてはやっていけない。

私は、我々のプロジェクトからそれなりに距離が遠く、かつ私より経験豊かな先輩社員に(送り先B氏については伏せた上で)メールを見せ、そのメールのどこに不快にさせる点があるのかを尋ねた。

答えは「コンテクストがないと分からない。文章だけ見れば問題はない。むしろ先方の文章がちょっと…」だった。先方の文章が…ということは、つまり私の文章が「確実に」相手に不快感を与えたことの表明だった、と解釈出来る。

先日書いたとおり「強面すぎる」文章だった、ということもないようだが、しかしなぜなのだろう。

一つのありそうな予測はこうである。

B氏は海外に渡航中、A氏を含めた海外のcoworkerとの関係を良好に保ちたかった。そこに、その関係を破綻させかねないような「頑として言質を取る旨」伝えるメールを見て、彼は自分の行動に対する妨害、的なものを感じ、不快感を覚えた。

ふむ。確かに通じる。だが私はこうも思う。良好に保ちたいから仕事に必要な事柄を伝えなくて良いのか、と。

だが、(上記のコンテクストでは語っていないが)チーム内での弱者は(国内、国外通じて)私となっている。国外の同僚との関係は give and take ではなく、 take only の状態になっているのは私も理解している。今回の件も、私はA氏やB氏を助けるような仕事には携われていない。頼みっぱなしの私を、A氏, B氏がどう思っているか、悲観的にも思いたくなるところでは、ある。

仕事としての行動で傷付くことのなんと多いことか。いずれにせよ、過酷な一週間が終わり、ステートマシンはそのように保存されて来週を迎えることは確かであった。

結局、そのステートマシンにはA氏の判断は入っていない。

追記

ありそうなQ&Aでも書いておこう

Q もしこれをA氏やB氏が見たらどうすんのさ?

A このブログは私の内面を吐露するのに使うことが多い。A氏B氏のみならず、近くの人が例題になるケースは何度もある。だからまず、 good question と答えよう。

気分を害する可能性は考慮した。一方で

書かないとやってらんねーですよ、まじで

というのも事実だったので、書いたわけだ。一応ここはストレスの吹き溜まりでもあるので。

A氏やB氏が気分を害したら、「そう、またなんだ。すまない」としか言いようがない。私のスタンスに慣れていただくか、このブログには絶対目を通さないようにするか、だ。

どうしても書かないとやってらんねーんですよ。。。もう(ーー;