真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

姫雛は歪んだ芸術の極みだからなぁ。。。

「何故君は四肢切断した女性と性交する妄想がそんなにも好きなのだね」

姫雛(めびな) ... 四肢切断後の女性を指す隠語

姫雛愛好とガンスリに登場したような「スナッフムービー」(本当に腕を切断したりしている過程を見せるムービー、もち超違法)は根本的に求める方向が違うし、姫雛愛好にも上記のページのような「征服欲」を満たすための方向と、ある種の「芸術的な視点」を求める方向があるというのも考えないとならんところだなぁ。

参考: Amazon CAPTCHA

四肢切断、という事実だけ聞くと、単に「マジでグロいだけ」というイメージが先行するんだが、上記の作品はそれを超越してある種の神々しさを求めていた秀作。これのおかげで、私もかろうじてその領域にも何かしらの「愛」やら「欲」というのがあるというのは分かった。もちろんそれは漫画とかの中だけの話だから言えることで、リアル女性にやろうという気分にはとてもなれない、というのは書いておく。

ちなみに上の漫画、読むのにあたってのハードルが相当高く、普通の成人向けを読める人間でも多分最後まで読めない。ので中級者程度ではお勧めできないね。私も今読んで最後まで読みきれるか自信がない(立ち読みして「勝てない」と思って買うのをやめた)。

切断するシーンがすっぱりなく、ヒロインは目が覚めたときには両手両足がない、というシチュがほとんどだったような気がする。だから切るだけではなく本当に「姫雛」がどう反応してそれを扱う側がどう接するかというのがメイン。

「姫雛」という状態は緊縛などと違って「永続的に普通の社会生活をその対象から強制剥奪する状態」で、そのように至らしめた側には以降、その対象をすべての面で面倒を見る、というリスクがあり、それを承知の上で行うほどの何らかの嗜好がなければ出来ない。例え漫画であっても、だ。単に切りゃぁいい、ってもんじゃないんだよ。最終的には対象に「姫雛」という状態を受け入れてもらわなければ、恋愛ゲームでいう「ハッピーエンド」にはならんので、そういう意味ではある種純愛とも言え、でも相変わらず歪みきっている事実が残る。ハイリスクはてなリターン?

#ちなみに上記の作者は事故でお亡くなりになり、以降その方面での名作もなさげなので、成人向けコミックにおける姫雛ジャンルの確立にはまだ至ってない。

まぁ常識人には到底理解できない深奥の世界なので、偏見持ったままでよい分野だと思うぜ。というか、中途半端に理解したつもりになる態度が一番危ない。私も「理解したつもり」にはなってない上で、現状での考察を書かせてもらったまでだ。

(寄稿。)