真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

英語とか海外に行ってみるとか

私が初めて(日本から見て)海外に出たのはシアトルの学会の手伝いで (SCとかいう)、まぁ自費じゃなかった。

最初の海外ということでアホのように緊張したのを覚えている。入国審査の列でガッチガチになってたし、ちゃんと喋れたのか覚えがない。「ぱーぱす」に対して(旅行用の英語教本と違って)「かんふぁれんす」と言う辺りとかもうどっきどきだった。学会も身内以外は当然全部英語で、何言ってんだか分からんかったし、しかもその中で自分のところのブースの説明とかさせられ「なんぞ」と思ったもんである。しかも一番近いところにある食い物屋がビルの中のサブウェイなんだからさらに堪らない。

以降何度もアメリカに行き、一度ポルトガルにも行くハメになり、あれはあれで辛かったのだが、振り返って見ると一番最初のシアトルが一番衝撃的で大変だった。

もちろんその数年後にあった2ヶ月半アメリカに滞在というのはかなり負担ではあったのだけど、重要なのは一番最初に「ああこれはだめだ」と思うことなんだろうと思う。

ポルトガルだと英語すら通じないところというのがあり、ホテルの人も全員ではないが英語怪しかった人もいる。アメリカでも道を聞いたら相手が英語喋れないとかいう ("No English" とニコニコした顔で言われた事件) 事態もあり、本格的に会話で共通に使える言語ツールがないという状況は何度もあった。

ただ、今考えてみれば、最初にそういう状況に会うというのが重要なのだと思う。後どうするかは人それぞれであれ、最初に「ああこれはだめだ」と認めざるを得ない想定外の事態を経験することが、どういう理由でかを問わず必要なんだろうと。

最初のシアトル詣で(?)の以前から、英会話の本であるとか英語の勉強であるとかはしていた。ただ、往路の飛行機内に持ち込んでいた英会話の本に対する集中度合いは桁違いだった。今でもよーく覚えている。いやいや超必死でしたがな。しかも、なお通じない。というか、書いてない状況とかばっかりなんでね実際。

というわけで、チャンスがあるのであれば海外に行ってそういう状態になってみるのも良いのではないかと。

私はそういうの自費でやってないんでアレなんですけどねぇ

#追記:早すぎるよ恐竜の人。推敲してる間に☆つけないでっ

##追記2:知らない人がいるかもしれないので。私は今アメリカ西海岸に住んでます。