真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

レーシック をやることになった経緯、過程、1日経過後までの感想、とか

つーか、なにそれ

目のレンズを直接削って近視などを改善する目の手術。つか、ぐぐれ。

発端

会社内の知り合いに「レーシック受けた。割引チケットあるんでよかったらどぞ」という話を聞いたので早速色々聞いた

  • いくら?で、割引はいくら?
    • A: 両目だと最高20万強。割引チケットで1万。ケチ。。。
  • 医者の選定条件は?
    • A: ぐぐるの先頭。「品川近視クリニック」

2年かそこら前、最初にレーシックの名前を聞いたときの印象では、費用は40万とか50万で、実績のある医者を調べるのもめんどかったので敬遠していたのだが、ちょうど良く機会が巡ってきた、という感じ。その場で診察日を決定。

電話で色々聞かれる。手術予定日 + 手術翌日の必須検診 + 今飲んでいる薬があればそれ + 手術後の経過についての簡単な説明を受ける。持病持ちで薬飲んでいるのでそれを言ったところ「紹介状が必要です」といわれた。しょーがないので手術前検診の前に行った

場所は有楽町。あれ、品川じゃないんか?

手術前検診 (初診)

持病の医者。詳細省略。診断書はすぐもらえた。

有楽町自体は割と来たことがあったが、んな医者の場所など分からん。GPSでビルは分かったがOIOI(おいおい)と書いてある。仕方ないので案内の人にチケット見せて「これどこ」と聞いたら、同じビルの入り口が違うところらしい。

具体的には有楽町駅中央口出て目の前にある(そもそもこのビル、ここ数年で出来たのか?前はなかったぞ)OIOI(おいおい)の向かって左側の側面にあるオフィス棟の15F。なお、手術前検診以降の2回は14Fの受付

この際、かかった時間は3時間程度。視力検査、目のレンズの形状などを調べる。通常の視力検査よりかなり厳しく「視界が暗くなっちゃうんでー」といってまつげをテープで止められた。計りなおしも何度もあった。ぶっちゃけ目がすんげー疲れた。

途中で瞳孔を開く薬(聞いたところ、仮性近視の治療に使うものほどきついものではないそうだ)を使って30分待って、その間に術式と料金などの説明を受ける。会社の人が受けたときにはそのクリニックにまだなかった最新の機器を使った料金、26万(紹介入って25万)。安いと11万。違いは

  • 機器が最新か、実績のあるもの(つか、古い機器)か。
    • 最新のものは海外での実績はあるが日本では初導入だそうで、説明によると、レンズを削っているときに眼球が動く、その動きを2次元で捉えるか回転等を含めた5次元で捕らえるか、の差らしい。海外で実績があるんならそっちの方がふつーにいーよね、ということで私は一番高いのにした
    • 安い方は目が見えない状態で部屋を移動させられるらしい。そりゃこえー
  • 担当医の執刀事例数が3万越えか、1万越えか、5000か
    • 他のパンフレットによると5000越えもあまりいないらしい。そりゃそーだ。
  • 保障年数。最長15年 (これは最新のもの)、最短11年だっけ9年だっけ

電話で手術日などを決める割に、検診の段階では料金はゼロで、ここで止めても多分料金は発生しない。同意書や手術やその後の説明等の書かれた冊子を渡されておしまい

当日

まず目の検診(前日ほど細かくない)で目の状態が大幅に変わってないかチェック。次に問診。また検診。麻酔となる目薬を2回くらい差された気がする。

検診後、お支払い。支払った後1時間程度、専用の階(13F)に移動して手術らしい。その間トイレには一切行けない。クレカOKだが、ちなみに限度額超えちゃうので私は前もってクレカの会社に電話しといた。現金でも良いし、何かローンって項目あった。

13Fは明らかに「清浄度」が違った気がしたが良く覚えていない。入り口でめがねをロッカーにいれさせられたのであまりよく見えてなかった。

この後は割とスムーズ。ただ最後の問診で「近くを見るときに疲れるようになるかも」とか言われて「それ困るんですけど、というか想定と逆なんですけど」と食いつく。

まぁ、レーシックはレンズの焦点を遠くにあわせる手術で、近くも遠くも見られるようにするものではないので当然で、また、人間の体の性質上「0.8でよろ」とも行かないので、ここらへんはしょーがねーかー、という感じ。でも手術直前にびっくり発言だよ正直。てめーら最初の問診表に「近くを見る作業で支障を出したくない」とかいうチェック項目入れてる割には雑ですね、と。

あと、老眼が早くなるらしい。というか実際には遠くが良く見える人は普通40くらいに老眼が始まるところ、近視の人は老眼と近視が打ち消しあって気づくのが遅くなる。んで、レーシックで普通に見える人と同じ状態になると、老眼についても同じ状況になる、ということらしい。ちなみに老眼手術でレーザーつかったものはレーシック使うと使えなくなる可能性あり、と、その後もらった別のパンフに書いてあった。べつにいーよ。

で、手術室。ここらへんで麻酔の目薬さらにさされて目のレンズ直に触られてもなんもかんじねー状態になる。寝かされて、んで上からまぶたをこじあけられて、うにょうにょうにょうにょ。

ちなみにメガネかけてないわけだから何やられてるのかわからんし、さらに目の上に水の層みたいなの作られて施術されていたみたいなので何やってるのかわけがわからない。

「青い光を見ててくださいねー」と言われたのだが、視界真っ白でマジ何も見えない状態に。幸か不幸か、それまでの検診とか、ドラクエ9とか(ぉぃ)でだるかったので何かそこらへんの意識が超いいかげん。怖いとかそーいうのはマジ何もなかった

唯一、「うむ?」と思ったのは、左目の手術中、レンズの上の網膜をパテか何かでならしているのが感じられたこと。麻酔解け始めてた?うむ、おそろしや。

ちなみに一番痛かったのは、施術前に目のまわりにべたべた張られたテープか何かをべりっとはがされたときだった。いやまじで。

手術直後は目が開けられない。痛い、というかなんというか、開けると「うぐぅ」となる感じ(何)。そのあと15分から30分ほど少し暗めの部屋で安静にさせられたが、このあたりで目に痛みが。ぶっちゃけるとこの痛みがこの3日で一番不愉快な痛み。目をこするのはNGだし、痒いのか痛いのか良く分からん両目を閉じたまま「寝るな、寝るとドライアイになるぞ」とか言われて痛みに耐え、ぼんやり。

そのあと、痛み止めの目薬を差されて痛みは落ち着く。ここまででトータル3-4時間見積もるとよろし。

その後のインストラクション「今日は読書など目を使う作業は極力控え、1時間毎に指定の目薬二種を差してください。後、寝てしまうと目が乾く可能性が高くなるので4時間は寝ないでください」といわれる。後、目が乾いてきたと思ったら所定の目薬を差せ、とも。

目を使うな、で、4時間寝るな、……だと?

某「テレビもだめですかー」
あっち「はいー。目が乾いたことに気づきにくくなるのでー」

んー、この問答からの推測では、目を疲れさせてはいけないのと同時に、テレビを見ていたりすると目が乾くのに気づかない、という問題があるらしい。うーむ。

家帰ってラジオCDでも聞いてようかと思ったが、明らかに寝るので、せっかくなのでアキバに行く。極力ものを凝視しないように、1時間毎に目薬を差し、でもお買い物♪あとすれ違い通信♪(<- しねばか

帰ってラジオCDと、らきすたの英語版DVDを聞く。英語が悪かった。3時間半目頃に、寝た(ぉぃ

寝る前に両目に特別な眼帯を「貼って」寝る。寝ている間に目をこすったりしないように、だそうだ。これは1週間。

翌日 (今日)

インストラクション「軽い作業なら良いですが目が疲れるようなことは避けてください。翌日検診までは所定の目薬(1種類だけ、と書いてあるパンフがある中、前日と同様二種両方、と口頭では指示をうけた気がする。どっちだ)を1時間毎に差せ、と。

ちなみに朝の時点で、ぼんやりしつつも割と視力は回復していた。が、なんか数分で慣れた。

で、翌日検診だが、ちょっと目の検査と問診で終わった。肩透かし級にすぐ終わる。

インストラクション「目を酷使する仕事は避けてください」

あー、結論として、これはまもれてねーわ。何かすっげー普通に目を酷使してた気がする。

翌日検診以降、「1時間毎」目薬は1日に5日に減る。ちなみに痛み止め目薬は翌日検診時に回収される(あんまり痛みが続くようなら問題がある、わけだ)。ちなみに私は痛み止め目薬の必要は一切感じなかった。

今後

  • 1週間は酒は飲めない
    • なんだてー
  • 手術翌日から喫煙は可
  • メイクの話は知らん。
  • 1週間程度、目に不衛生な水が入ることは極力避ける。温泉等も。
    • サークルの合宿のぎり前。セーフ。
  • 1ヶ月間、水泳等の激しい運動は避ける
    • 太っちゃいますー

ちなみに紹介すると45000円キャッシュバック。二人目から55000円になる。5枚招待券もらったので全部フルで使えると実は元取れる(苦笑

最近のレーシックの医療事故について(俺は知らないんだが)

最近(私は知らなかったのだが)レーシックの手術でトラブルがあったらしいが、品川近視クリニックの説明パンフいわく「術式が違うので同様のことはまずない + トータル50万の実績のなかで感染症のトラブルは過去1件もない」ということなので特に気にする必要はない。

今のところ、感想

私の場合は「30年後は大丈夫なの?」とか「怖くない?」みたいな懸念をまるでしておらず、単に「料金」と「医療機関の質」を気にしていただけだったので、

  • 料金 -> 想像より大幅安
  • 質 -> 日本最先端

というわけで特に迷う理由もなく受けた。15年保障があり、再手術は一度は無料らしいので、まー問題ねーんじゃねーの、という感じ。

「25万は高くね」という話もあるのだが、私の場合眼精疲労からくる肩こりやら作業効率低下、んでそれに伴うマッサージやらメガネの交換やらやってて「うぜー」と思ってたので、まぁ試してみて良いかなぁ、不可逆だけど、と。

「保険適用が出来てから」という話については私個人の予想では「当分ない」が予想。術式が進化し続けている状況下、古い術式だけ保険適用されてもねー、という。ちなみに側近の事例だと「銀歯より自然な歯に近い色」のかぶせものは、十数年ずっと保険対象外だ。つーわけで、私は保険適用はまーだまだ先だと思う。

料金については、私より前に受けた人(大体1年前に受けた人?)で30万そこらとかいう話もあったので、今の最新術式で26万(25万)は安いと見るべきで、で、5次元以上眼球の動きを捉えるために必要な次元があるとも思えないし、Zレーシック以上に優れてて何がおいしいのか良く分からないので、今はちょうど良い時期かなー、と思った

#参考:古い術式だと、極端な話、レンズの削り方が雑、というのが問題。

まとめ、と募集

4万5千あると一回の飲み会代をただに出来るので猛者求む、だね。ただし知り合いに限るー、後チケットには有効期限があった気がするー(2ヶ月かそこら)。