真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

ハンガリアン云々より一貫性

確かにハンガリアン記法っつーのは結構しんどい。何がしんどいって「何このr」みたいな、見た瞬間に分かるまでの距離感がしんどい。

システムハンガリアンも、実際超巨大なコードベースとかだと割と意味があって、「ヘッダー参照するの?やだーめんどくさい!」みたいなことがあるので一概に悪とも言えない。ただむしろ問題なのは「えーと、システムごとにサイズが異なるのですが、このiは32bitなんでしょうか、64bitなんでしょうか?」みたいな観点から、システムハンガリアン乙と思うことはなくもない。アプリケーションハンガリアンは「rawInputとuniInputとか分けてくれると楽だよね」くらいは同意する。後は状況に応じて。

むしろ重要なのは、そのコードベース全体で一貫性が取れてるかどうかなんだと思うのが最近の私。つまり、別にiとかlとかついてても良いけど、その意味がソースコードの各ファイル毎に違うとかだけはあってはならないし、関数毎に違うとかだったら取り敢えずそのコード書き直せ、と思う。

以前、某人から「m_でもわさんにdisられたー」とか言われて「うぐぅ」とか思ったんだけど、実際のところm_だろうがなんだろうが、メンバかそうでないかを一発で見分ける方法って欲しいんだよね。特に第三者のコードを「5分でreviewよろ」とか言われたときにそこらへんで何かのマーカがないと困ってしょうがない。「こ、この変数は定数なんなのですか!」とかでいちいちgrepして良いのは大学修士で他にやることなくて取り敢えずなんにでもいちゃもん付けたいお年頃くらいで、仕事でやってると「そんな好みはどうでも良い!本当はどれを意図したかったのかが重要なんだっ!」とか思い始めるのです、なのです

ハンガリアンが好き嫌いというより、実際にコードに触れていて「ああ、こいつはこう考えてる」と感じられるコードの方が、変に主張が前後するカッコいいコードよりはやりやすいですよね。いやだからそこの括弧の後の謎の空白は何意味があるの!?