真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

自作DDRコンを探求していたらスト6にたどり着いたんだよ

レバーレスコン薄型(既製品)

「自作入力装置」を考えた際に今のところ3つの派閥で得意なことが違うなって感じた

この中で「音ゲー」はものによっては出来ないし、基本的にはアーケード再現だし、ということでマスが多くない。ここから始めてしまっている自分は筋が悪いんだけど、……筋ってなんだ?

自作キーボードは赤軸等の概念とPro Micro、キースイッチ等の部分が重点で、特にCHERRY MXの軸周りについて話の重点が行くかなって印象。既製品の組み合わせとそのための基盤の弄り方のノウハウが安定している

格ゲーはレバーのある「アケコン」と「レバーレス」ある気がする。アケコンがアーケード風味に近づける……ということも最近はあんまりないくさい。スト6がゲーセンベースじゃないし。歴史が長いことから「格ゲーおじさん」の意見がうるさそうっていうのはなんとなく想像できるんだけど、一方でそちらの筋の人からすると「一度絶滅しかけていることもあって新規にやさしい」という興味深い話も聞いた。スト6が強烈に格ゲー業界にとって追い風なのは結構いろいろ要素がありそうだ。

軸という観点だと一見自作キーボードと同じ話になるかと言うと全然ならない。まずアケコンの一般的なボタンは三和でも安価寄り(300〜500)、ただし軸部分はCHERRY MX互換ではない。CHERRY MX互換の30、24のボタンは高い(900〜1000、ただし銀軸=スピードシルバーが入っている)。

CHERRY MXの軸に対して「バネ」変えるという発想があるのも面白い。銀軸ベースでカスタマイズ、概ね少し重めに持っていくんだと思う。

千石には少なくとも2024年1月時点では「ほぼ筋トレ」のバネもあったw

 

特にレバーレス周りは大会にコントローラ持って行く需要とかあるんだろう、薄型が発達していて、ここでは(自作キーボードでもたまに見る)ロープロファイルの軸(ロープロファイルに赤軸と銀軸がある)が選ばれるようだ。

 

このブログでなんとなく書いていた自作DDR手コンはIIDXのマイクロスイッチベースのボタンからスタートしていた。つーのもまぁIIDXのDAOコンとかのアナロジーでわかりやすかったから。また、音ゲーとして考えた場合にはこの入力の感じが高級っぽくて良くて、これで十分の向きもある。

ただし高いし、またサイズもでかいのであった。気軽にDDR練習したいのになんかいまいちだなぁと。どっちかというと潜在的にもっと満足度が高い組み合わせあるよね、と探索を始めた。

でまぁ、特に格ゲーのコントローラに求められることであるとかも考えることで、なんとなく着地系が見えてきた気もする。んまー、満足する水準というか。

 

上のコントローラは1Pと2Pの幅の部分を大失敗しているんだけどそれ以外については、個人的にはかなり良い「予感」はしている。Rasberry PI Pico、24mmのボタン、筐体は100円ショップのケース。どういう観点で「良い」かというとどんな観点なのか自分でもわからないけどなんか良いのだ。多分こういうことだ

  • 部品が全体的に安価で調達難易度が高いわけでもない
  • 作り方にひねったところがあんまりない
    • ただ「24mm穴にドリルが要る」「Raspberry PI Pico周りが心理的ハードルが高い」はある気がする
  • なんか「しっかり出来た」感じがある

ゲームにおいて役に立つかを評価してないんすけどね)

DDRの練習を手でやる」という話でいうと最初に作ったやつ「で」良い気はしているけど多分他の人はこの道を絶対たどりたくない気がする。出来上がったあとの納得感はすごいんだけど、手間がクソヤバい。

一旦着地形になりそな「格ゲー周辺のノウハウで固めたもの」の方は(やる人がいるとは思わないんだけど)割と真似はしやすいかなと。