真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

シレン6

V系の人が配信で使っていることもあってか、売上自体は堅調感がありますね。switchのランキングでもスイカゲー(流石に若干退潮気味w)を差し置いて一位。同時期のパルワールドが1900万とか2000万とか言ってるのを見ると冷えますけど……

自分のプレイについて言うと、運良くて最初のとぐろ島31F分は(最初のボス戦は置いとくとして)1回目でクリアしました

いくらか他のダンジョンもやっていたりします。

全部やりきってる状態からは程遠いんですが現時点で思ったことを書いときます

 

個人的にはそんなにワクワクしないです。いやこれはシレン6が悪いということではなくて、私シレン5を去年くらいに結構やってたんですよ

原始は良かったですね、運命の地下は踏破出来てない状態です。わくパラとあらしは放置(゚д゚)ウマー

という前提で、シレン6には今のところ「目新しい発見があんまりない」という感想になります。

「なんかオススメのシレンない?」という質問にはシレン6と即答できるのも事実。ローグライク的なハードルの高さあると思うんですがそれはさておき設計は親切め。

シレン6は感覚的にはかなり「シレン初代の現代版」です。一部のモンスターやアイテムを解禁させるのはどうなの……と思わないことはないですが、シレン初代の頃の自分を思い返せばペケジのイベントとかツボ押しとかも含めてのゲームだったので、はじめてやる人には良いんじゃないかと。

時事的なネタとしては、死に戻し自体に難色を示すAmazonレビューの話がありました(し私もあのレビューは実は共感するところかなりあるんです)が、それはさておき相性合う人に対しても高いハードルを設定し続けてきた感のあるシレン4・シレン5よりもここはおすすめできる。

 

一方で、そこそこやってきた中堅プレイヤー的な文脈で言うと、「え、またか」と思う側面はあります。加えて私、去年5をやっているのが重なって「え、またかww」なんですよね。流石に覚えていますよー(というのは私の事情です)

ラビみたいなキツい(難しい云々以上に「不条理」寄りの)要素が減ってやりやすくなっており、同時に、シレン5の微妙ポイントだと思っているHP回復の渋さがなくなった代わりに敵の与ダメが大きめになって、良くも悪くも進行に張りがある、みたいなところは良いポイントだと思います。

が、それを持ってしても「なるほど、シレンだね(´・ω・`)」で終わらせたくなる感じがつきまとっています。嫌いではないんで惰性でやるところはやぶさかでもないんですが、繰り返すと「根本的に新しい発見ありますっけ」という気持ちは終始あります。

作っている人が新しいとりくみを何もやっていないわけではないとは思います。水鉄砲の壺は地味に「ほー」と納得感がありました。明らかに失敗かなぁと思うチャレンジはデッ怪。盗みに対して対策のバリエーションがあるのは……うーん、ちょっとまだ判断つかないですがシンプルさが減って幾分ピンときてません(最終的に評価変わるかも)。

 

とはいえ。シレンって、抽象的な「基本セット」と「エクスパンション」有りきのゲームでもあると思うんです。「基本セット」に目新しさがあんまり入るとそれはシレンではないものの(例えば洞窟マムルが弱いシレンとかちょっと違うと思うのよw)、例えば純粋な高難易度ダンジョンで発見があるなしはありえます。それはさておき、シレンシリーズの作品間差異の中心は「エクスパンション」。シレン6における「エクスパンション」サイドはいかがなものか、が本質なのかなとまずは考えます。

んで、今回これがだいぶ「薄い」印象です。ないわけではないですが「薄い」。

 

まだ最後までやってないのでなんとも言えませんが、「エクスパンション」の物量は流石にアスカやらシレン5に今から伍するレベルに到達するとは思えません。むしろ「エクスパンション」にはツラミが伴うことがすんごい多いので、初心者流入が多いであろう今作であんまり過剰にやるべきでもないと私も思います。唐突のラビ。一切私が手を付けていないシレン5のエクスパート証明書、etc.

んでま、初心者系の方に合わせたほうが売上的には絶対良くて、「薄」くて良い側面は間違いなくあります。ただそうすると、私からすれば「一方的に売上のためのゲームだぁ」的な感じにはどうしてもなるかなと。まぁ仕方ないんよ。私はシレン人口が増えてほしいとかあんまり思ってない。好き嫌いはさておき、続編云々について若干冷たいんです。

 

すごく極端な言い方をすると、個人的にはシレン6は要りません。時間の無駄になるからです。面白い云々ならやるべきゲームはあります。同じ6ならスト6の方が学び多いんです。なぜなら私が格ゲー素人だからだ!!全部私の勝手な理由なのだ!!

 

他の人が全然関心ないところで言えばRatropolisの方が素直に学び・発見は多いです。

store.steampowered.com

 

ちょっと読み手があえて勘違いするような記載になってますが、このようには言ってません

  • シレン6は面白くない(良く読んで。私は言ってません)
  • シレン6はおすすめできない(むしろおすすめします)

このように言っています

  • 新しい発見があんまりないです(個人的に)
  • (よって)ワクワクしません(個人的に)

概ね、シレン6自体が問題ということじゃなくて、私のゲームにたいする姿勢とか、シレン5やった直後であったこともあって頭にキャッシュ残っちゃってる状態での、あるいみ歪んだ感想でしかないです。

 

んー、ただ同時に、自分としてはなんですが、自分がゲーム一般に対して期待しているものごとを前提としたときには、シレン6は本質的な欠陥品だとも思ったりするんですよね(言ったな。「シレン6は個人的には欠陥品」は「言った」方です)

 

もう自分語りなのでご興味ないかたはスルーで。最近なんとなく確信めいていることとして、ゲームに対して求めることについて、私の場合は「面白さ・快感」もさることながら「得られる学び」の比重が非常に大きいんだろうなと。要は結構大事な「時間」を取られる以上、リターンは(ある意味対象が何でも良い)快楽以上のもんであって欲しい、と思っているフシがあるんです。

んで、シレン6は「面白い」し「オススメもする」のですけど、自分の基準で言えば「新しい発見がない」のだから期待リターンは小さい。それゆえ(自分の能力に対するプラスは実はあんまりないこともあって)「ワクワクしない」んだろうと思われました。これはまぁそのゲームをディスる話には決してならないんですが、自分の中でのゲーム評としてはあんまり高いランクつきません。Sを最上としたときにBランクくらいか(明らかにスト6のキャラランクが念頭にある)

 

蛇足がてら書いておくならば、仮に好きなシリーズであっても、惰性の続編はわたしゃ望まない感じが年食うごとに強くなってますね。発見・学びがない快楽系のやつは無駄と思っているんだと思います。もちろん他の人が楽しむ分にそれにケチをつける心持ちはほぼないですが、あんまりにそっちにエネルギー費やしている人を見ると「だ、だいじょうぶ?」と思うことはあります。都合の良い設定ばっかりのお話とかもその意味では受け付けづらいです(嫌いじゃないですよ)

 

完全に私情に基づいたシレン6の感想(プレイ中)でした。