真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

ボンバレー

誤字は意図的

二重価格疑惑についてポンパレに問い合わせてみた - A Successful Failure

私が考えたこと

  • 嗜好品企業として同じ内容物に対して異なる価格付けをするのはあり得る
    • 安物口紅のブランディングを変えたら売れたという例があるらしい
    • 色一つで高級感を出して高く売るとか
  • この件について言えばその品自体を売ってる会社の親会社がヘタを打ちすぎ。なんで写真も何もかも同じなの馬鹿なの
  • ボンパレに内容物の同一性までチェックを期待するのは現状では無理がある
  • クーポンサービスの今後の課題の一つとしては分かりやすい
  • こういった「明らかに悪徳臭い例」を探すのは一般論として良いことだ
  • が、指摘のレベルがなんだか微妙な気もする。最終責任は消費者にあるんだぜ

この件について「馬鹿な消費者が悪い」といった風体で「ボンパレが回答した」と考える人がいるようなんだけど、それは自由市場ではとりあえず当たり前の前提なんであって、ボンパレはそのなかでは独自の基準とは言え「四週間は見てるんだよもん」と返答してるんだからまだマシ、というか結構ちゃんとやってると見る方が正しいと思うなぁ、と。

もちろん消費者からすればこういったところを勝手に検出してくれる方が嬉しい訳だけど、今回の例の明らかなNG感からすればそれは分かりやすい一方、じゃぁ写真とか変えてきたときにはどうするかとか、同じ「類の」商品に対してはどうするのかとか、色々とその発言を広める上で「待った」をかけたいところが多々ある。

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電話料金についてと上記の嗜好品についての話は全く異なってる。ただ、適正な最低額を探す最終責任はクーポンのあるなしを通り越して消費者にあるんだろうという気分は必要だと思う。もちろん、上の件で二重価格くさいことをやってる会社にはイライラするのはわかるんだが。

それでもなお……上の話のクーポン会社に対する問いかけという意味での「グッジョブ」感はやはりあって、このような二重価格が巧妙に仕組まれたときに今後クーポン会社がどうしていくのかはなんだか興味深いなぁと。グレーをグレーで塗りつぶす世界がここにもあるわけで、見ていて興味深い。

もうちょっと背伸びして俯瞰すれば、この手の話題で「不正」と思うか「不正でない」と思うかは両方市場に意見がないとまずい。だから、どちらの側が勝ち負けということではなく、単に併存していくんだろう。