タイトルの釣りに引っかかった方、ようこそ。
http://japan.internet.com/busnews/20110704/2.html
良い面ばかりだけでなく、オンライン英会話には改善すべき点も確かにある。全ての講師がネイティブ並みの語彙力や発音を身につけているわけではないので、講師との相性にはばらつきがあると言わざるを得ない。また、日本と比べるとフィリピンの通信インフラはまだまだ脆弱であるということ。整備は急速に進んでいるが、回線速度も遅く、台風シーズンなどは通話品質が不安定になる事もある。
人によっては、非ネイティブの発音の悪さや文法やイディオムの奇形さを最初に持ち出して日本人同士の自助努力を真っ向から否定する人もいれば、まったく正反対に、本来企業活動の最適化にあてるべきミーティングで話せもしない英語オンリーを必須にしてしまったりして、バランス悪いよねぇ、なんて思うわけです。
こっちにいて思ったのは、とりあえずそういう観念上のドヤ顔はいいから話さざるを得ない瞬間を多く作ることにまず成長の第一段階があって、経験者面してドヤ顔するのはいいからとりあえず話さざるを得ない瞬間を多く作ることに成長の第二段階があり、ニチアサTLをドヤ顔で埋め尽くすのはいいからとりあえず話さざるを得ない瞬間を多く作ることに成長の第三段階があるんだと思います。
英語出来る出来ないという話の前に、私らは入国審査を越えなければなりませんし、日本のマクドナルドの雰囲気を期待してアメリカでマクドナルド入って野太いNextの声を聞いても負けず、サブウェイで"All"と言ってみたら実はパンの種類を選ぶ段階だったことを恥に思わず、帰りにみやげ買おうとしたら英語がいまいち通じずアジアンフェイスに「お前、中国人か」と聞かれる超微妙な雰囲気にも堪える、そういう度胸が必要です。「大切なことなので日本語で書きます」っていう言い訳を通す余裕なんてないんです。